
シモフリトゲエダシャク Phigalia sinuosaria ♂
2013年5月
分布[日本各地] 時期[2-4月] 開張[40-44㎜]
ホスト[サクラ・コナラ・ポプラ・カシワ・クヌギ・リンゴ・ナシ・ソメイヨシノ・キツネヤナギなど]
写真の個体は夜間外灯付近に止まっていたシモフリトゲエダシャクを撮影。
フユシャク・・・冬期間に成虫が出現するシャクガ科の総称で、♀は翅が退化するか短い。
日本産フユシャクは全35種/北海道産フユシャクは全22種。
平地~山地で見られ全国的に普通種、本州では一般には2月-3月頃に出現する事が知られているが、実は12月頃から出現しているらしい。
北海道では4月に羽化し5月初旬くらいまで見られる。
♀は翅が退化し飛べない、♀の大きさはフユシャクの中でもっとも大きい。
近似種にウスシモフリトゲエダシャク・シロトゲエダシャクがいる。(ウスシモフリトゲエダシャクとの主な比較は下記図解参照)
夜間外灯に良く集まり、個体数も多い。
[冬の終わりを告げるフユシャク御三家]として知られ、早春に出現する。

2011年4月 シモフリトゲエダシャク ♂

2011年4月 シモフリトゲエダシャク ♂

2011年4月 シモフリトゲエダシャク ♂

2012年4月 シモフリトゲエダシャク ♂
[シモフリトゲエダシャクとウスシモフリトゲエダシャクの主な区別点]


シモフリトゲエダシャク ウスシモフリトゲエダシャク
赤・・・シモフリトゲエダシャクの方が色が濃い
青・・・○の中の線がシモフリトゲエダシャクは[3]の字を横にしたような模様でウスシモフリトゲエダシャクは台形型をしている。(※ 黄色ライン参照)
※ 上翅は全体的にシモフリトゲエダシャクの方が濃い色をしている。
※ 後翅外横線の横に走るラインと黒点はシモフリトゲエダシャクでは接する場合が多いが、ウスシモフリトゲエダシャクではやや離れる場合が多い。
【北海道産 フユシャクリーズ全22種完全網羅】
[フユシャク亜科]
日本産14種/北海道産8種





ウスバフユシャク ウスモンフユシャク クロテンフユシャク シロオビフユシャク ユキムカエフユシャク



フタスジフユシャク ホソウスバフユシャク ヤマウスバフユシャク
[ナミシャク亜科]
日本産6種/北海道産3種



ナミスジフユナミシャク クロオビフユナミシャク ヒメクロオビフユナミシャク
[エダシャク亜科]
日本産15種/北海道産11種





トギレフユエダシャク ウスオビフユエダシャク クロスジフユエダシャク チャバネフユエダシャク オオチャバネフユエダシャク




シロフフユエダシャク シモフリトゲエダシャク シロトゲエダシャク ウスシモフリトゲエダシャク


フチグロトゲエダシャク フタマタフユエダシャク
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